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本所七不思議(ほんじょななふしぎ)は、本所(東京都墨田区)に江戸時代ころから伝承される奇談・怪談。江戸時代の典型的な都市伝説の一つであり、古くから落語など噺のネタとして庶民の好奇心をくすぐり親しまれてきた。七不思議であるが伝承によって登場する物語が一部異なっていることから7種類以上のエピソードが存在する。

・置行堀(おいてけぼり)
・送り提灯(おくりちょうちん)
・送り拍子木(おくりひょうしぎ)
・燈無蕎麦(あかりなしそば)別名「消えずの行灯」
・足洗邸(あしあらいやしき)
・片葉の葦(かたはのあし)
・落葉なき椎(おちばなきしい)
・狸囃子(たぬきばやし)別名「馬鹿囃子(ばかばやし)」
・津軽の太鼓(つがるのたいこ)

置行堀(おいてけぼり、おいてきぼり)は、本所(東京都墨田区)を舞台とした本所七不思議と呼ばれる奇談・怪談の1つで、全エピソードの中でも落語などに多用されて有名になった。「置いてけぼり」の語源とされる。

江戸時代の頃の本所付近は水路が多く、魚がよく釣れた。ある日仲の良い町人たちが錦糸町あたりの堀で釣り糸を垂れたところ、非常によく釣れた。夕暮れになり気を良くして帰ろうとすると、堀の中から「置いていけ」という恐ろしい声がしたので、恐怖に駆られて逃げ帰った。家に着いて恐る恐る魚籠を覗くと、あれほど釣れた魚が一匹も入っていなかった。


 

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