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古来より、死に関する物語や、幽霊、妖怪、あるいは怪奇現象に関する物語は民話伝説、あるいは神話の中にも多数存在するため、そのような物語が原型となっているといわれています。

今昔物語(「霊鬼」)など、古典文学にも多数の怪談が収録されているが、それらを題材にしてまとまった姿で残っている物では「雨月物語」が有名です。また、四谷怪談や番町皿屋敷のように歌舞伎の題材にも取り上げられ、ひとつのジャンルを構成しています。現在の感覚における古典的な怪談はこれらに基づく物であり、また、落語にも怪談物があります。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は古くから伝わる日本各地の怪談や奇談を収集し、自らの解釈にしたがって情緒豊かな物語に仕立て上げ、『怪談 (kwaidan)』として一冊にまとめています。単純に怖い話を開陳するだけではエンターテイメントとして一流の怪談であるとは言えず、“談”つまり話術や語りの上手さが問われ、近年では、タレント(稲川淳二等)による現代の生活様式に合わせた怪談が語られ、一つの文化として定着しています。

 

 


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